DRAGON BALL   用語集

 

※あくまでも原作コミックスのみを基礎としており、大全集は参考程度にしかしていません。納得のいかない部分に関しては自分だけの解釈で記述してあるので、大全集とはかなり齟齬があるかと思います。それでも構わないという心の広い方だけご覧ください。

 

 

 

悪魔の便所 #101〜

 占いババの宮殿の中にある、試合用の会場の一つ。かなり広大な空間に便器に座る二体の悪魔の石像が造られており、選手は悪魔たちが口から出している舌の上で戦う。非常に狭い足場である上に、空間の底は猛毒の沼になっているので落ちれば命は無い。

アジッサ #247〜

 ナメック星に最も多く存在している、星の象徴ともいえる植物。昔は星中に生い茂っていたというが、突然の異常気象でほとんど死滅してしまった。最長老の子供たちは、この木を畑で苗から育て上げ星中に植えて、かつての美しいナメック星を取り戻そうとしている。

暗黒星 #450〜

 光の全く届かない、文字通り暗闇の惑星。

暗黒魔界 #447〜

 ダーブラが治めているという魔の世界。詳細は不明。

ウサギ団 #16〜

 きのこシティを根城にしている、兎人参化率いる無頼集団。親分である人参化の能力を盾に、町で好き放題している。

永久エネルギー炉 #349〜

 ドクター・ゲロが開発した、永久的にエネルギーを生み出し続ける機関。ゲロが作り出した永久式タイプと呼ばれる人造人間には、全てこれが組み込まれている。

エイジ #358〜

 この世界における、一種の年号のようなもの。これに従うと、トランクスが在住する「未来」は785年、フリーザ親子が地球に現れたのが765年という事になる。

液体プラニウム #16〜

 エアカーの燃料。詳細は不明。

王立防衛軍 #392〜

 国王のみが統帥権を持つ、直属の国防軍隊。普段はキングキャッスルのある中の都を守っている。セルの討伐に向かうが、全く歯が立たず全滅する。

大猿 #21〜

 サイヤ人がブルーツ波の効果によって変化する、茶色の体毛を持つ巨大な猿(むしろゴリラに近い感じ)。戦闘力が10倍に強化され、平常時に比べて凶暴性も一段と増す。ある程度の大人になればこの姿になっても自意識を保っていられるが、未成熟な子供だと激化した凶暴性に呑まれ本能のままに見境無く暴れ回る。元に戻すには、満月を無くして(消し飛ばすか朝になるまで待つ)ブルーツ波の供給を断つか、変身の核である尻尾を切り落とす以外に無い。

多林寺 #28〜

 遙か東方の村にあると思われる、武道家を目指すものたちの修業場。ここに集っている者はみな頭を丸めており、額にお灸の跡がある。

オレンジスターハイスクール #421〜

 サタンシティにある、ビーデルたちが通っている高校。制服は特に無いようだが、生徒は全員指定のバッジを付ける決まりがある模様。

界王界 #210〜

 神々や界王が住んでいる、天国も含めた世界の総称。1億年以上も前から存在しているという。

界王拳 #211〜

 北銀河の界王が夢に描きながらも、結局極められなかった奥義。全身の気をコントロールして瞬間的に増幅させ、戦闘力を思いのままに倍増する事が出来る。ただし肉体にかかる負担も相当に大きいため、限界を考慮せずに無茶をすれば反動も凄まじい。

界王神界 #470〜

 大界王すらも立ち入る事を許されない、界王神と臣下だけが暮らす聖地。非常に頑丈な世界なので、滅多な事では地形すら変えられない。

界王録 #243〜

 北銀河の界王が持っている、宇宙のあらゆる事柄が掲載されている書物。

カッチン鋼 #479〜

 宇宙で一番堅いと言われている、漆黒の金属。

カプセルコーポレーション #68〜

 ブリーフ博士が経営している、西の都の巨大企業。住所はWST3338926K。博士が発明したホイポイカプセルが主力商品であり、今や世界でもトップクラスの規模を持つ。会社の建物がそのまま博士一家の住居になっており、とてつもない広さがある。一階は全面が庭になっており、博士が拾ってくる捨て犬・捨て猫・捨て恐竜などが放し飼いになっている。

亀仙流 #31〜

 亀仙人に修業を受けた者だけが名乗れる、栄誉ある流派。モットーは「よく動きよく学びよく遊びよく食べてよく休む」。亀仙人は修業の際、特に技の型や拳法などを教えるわけではないが、不思議と彼(もしくはその弟子)の教えを受けた者達は動きが似通ってくるので、見る人が見れば同じ流派だと分かるものらしい。一応専用の道着が存在し、左胸と背中に大きく「亀」の文字が入っている。

カメハウス #12〜

 亀仙人と海亀が住んでいる、ESA7024(南F)地点の孤島に建てられている家。始めは悟空だけだった居候も段々と増えていき、居候自体は繰り返し入れ替わりつつも仲間達共通の憩いの場となっていく。実はホイポイカプセルの家であり、引越しも非常に簡単。ちなみに弟子の修行時に一時的に移る場所は、NBI8250012B地点。

かめはめ波 #14〜

 亀仙人が50年かかって編み出した、絶大な威力を誇る大技。「か…め…は…め…」と体内の潜在エネルギーを凝縮していき、「波!!」で一気に放出するのが基本だが、貯め無しで撃つ事も可能。更にはただ標的に向けて放出するだけでなく、わざと逆向きに放出してロケットエンジンのような推進力としたり、軌道を曲げるなどして自在に操ったりといった応用も利く。長い事亀仙人以外に使い手は現れなったが、悟空が見よう見まねで撃てたのを皮切りに次々と使える者たちが現れ始め、いつの間にか最もよく使われるポピュラーな技の一つとなる。そして同時に、ここぞという大事な場面で繰り出す渾身の決め技にもよく用いられる。それほどまでにこの技は悟空たちにとってかけがえのないものであり、開祖である亀仙人の功績は計り知れない。

カリン塔 #84〜

 聖地カリンのFFA44195SQに存在する、非常に高く聳え立っている塔。神の神殿へ行く事ができる唯一の場所であり、頂上においてカリン様が守護している。頂上まで登る事ができた者は、カリンより与えられる超聖水により戦闘力が何倍にもなるという伝説がある。ちなみに悟空が到達する以前に登り切ったのは、300年前の亀仙人ただ一人であった。

気 #133〜

 人間の体内にある、潜在エネルギーや生命エネルギーなどの総称。魔族の間では魔力という呼び方をする。戦いの際はこれをコントロールする事で、戦闘力を自在に変化させる事が出来る。またこれを掌・目・口・全身などから放出する事で、実に多種多様な攻撃を行なう事が可能となる。それらは総じて気功波、もしくはエネルギー波(弾)と呼ばれる。

気合い砲 #183〜

 その名の通り、気合いだけで衝撃波を目標に叩きつける技。多くの人物が使用する、ポピュラーな技の一つ。

気円斬 #221〜

 気を円状に集中させ、鋭い切れ味を持つ丸鋸として放つ技。当初はクリリンが考案し使用していた技だったが、後にこれを見たベジータやフリーザも各々で会得する。また、フリーザは思い通りに操作できるようアレンジも加えている。

気功砲 #132〜

 おそらくは武泰斗が開発したと思われる、強大な破壊力を持つ禁忌の技。両手を組み合わせて正方形を作り、そこを砲口として大量の生命エネルギーを放出する。並のかめはめ波を上回る威力を持つが、これは潜在エネルギーではなく生命エネルギーを放つため、非常に消耗が激しく命の危険を伴う。よって死なずに済んだとしても、間違いなく寿命が縮む諸刃の剣。

北の都 #348〜

 北方に位置している、5つの巨大な都市の一つ。付近の岩山の中には、洞窟を改造して作られたドクター・ゲロの研究所がある。

ギニュー特戦隊 #264〜

 フリーザ配下の戦闘員の中から、特に強い者達を集めて結成された精鋭揃いの超エリート集団。ギニューを隊長として、ジース・バータ・リクーム・グルドの5人から成る。普段は他の戦闘員同様、侵略のために宇宙中を飛び回っている(現在はヤードラット星を侵攻中)が、フリーザの特命があった場合は即座に駆けつけ忠実に命令を実行する。彼らだけのマークや場面ごとの決めポーズ(スペシャルファイティングポーズなど)が存在しているが、そのノリは特撮の戦隊ものそのままであり、これにだけはフリーザも辟易している様子。

きのこシティ #16〜

 涼景山の遙か西にある、ウサギ団が根城にしている小さな町。その名の通り、町中にきのこが生えている。

競武館 #33〜

 武道寺にある建物の一つ。第23回まではこの中で予選が行なわれる。

キリ #451〜

 バビディたちが使用している、戦闘力を数値化する際の単位。

キングキャッスル #149〜

 各所にシンボルのライオンマークが入っている、国王が住んでいる城。かなり広大な敷地に建てられており、警備員たちが厳重に警備している。異常があれば即座に警報が響き渡るなど、セキュリティもしっかりしている様子。

銀星4型 #15〜

 ヤムチャが所有している乗り物の一つ。浮かび上がって低空飛行するエアカーの一種で、彼の所有車の中では最速と思われる。

筋斗雲 #4〜

 カリン様が管理している、上に乗って飛行する事が出来る不思議な雲。本体はおそろしく大きいので、好きな分だけ千切って使用する。最高飛行速度はマッハ1.5にもなり、並のジェット機などでは比べ物にもならない。悟空にとっては亀仙人に貰って以降、長距離の移動をする際になくてはならない相棒となった。ナメック星から帰ってきてからは使用頻度が減ったが、それでも時々使っている様子が見受けられる。悟空が一時的に故人となっていた間は悟飯や悟天に受け継がれたが、最終的にはウーブに譲られる事になる。雲自体が意思を持っているので呼べばどこにいても必ず飛んでくるが、乗りこなすには清く純粋な心が必要で少しでも邪念があると擦り抜けてしまう。ミサイルなどの兵器程度では壊す事は出来ない(一時的に消えてしまう事はある)が、気で攻撃された場合は一溜まりも無く消滅してしまう。ちなみに、飛行可能な高度はカリン塔の頂上までが限界。

グレートサイヤマン #423〜

 悟飯がブルマに頼んで作ってもらった、特製変身スーツを着用した時のニックネーム。問われてから即興で考えたダサい名前だが、本人は割と気に入っている。サタンシティで正体を隠したまま人助けをするためのもので、ホイポイカプセルの応用によりスイッチ一つで変身できる。フリーザ一味が使っていたアンダースーツに上衣とマントを装着しヘルメットを被った姿だが、お世辞にも格好いいとは言えない(いいと思っているのは孫一家とブルマだけ)。

ゲームポーイ #481〜

 サタンがブウを倒すために用意した、爆弾を内蔵したゲーム機。爆弾はリモコンによって作動する。

元気玉 #212〜

 北銀河の界王が考案したと思われる、心清き者にしか使えない必殺技。草木を始め人間や動物、はては物や大気に至るまで万物からエネルギーを少しずつ分けてもらい、それを集合・凝縮して放つ。当然集めた分だけ威力も増すため、使用には厳重に注意を払う必要がある。ただし悪人にのみ威力を発揮するという特徴があるので(無生物は別)、悪の気を感じ取り心眼をもって撃つのがベスト。

ゲンゴロウ島 #81〜

 ペンギン村が存在する島。季節の移り変わりが凄まじくいい加減で、冬の後にいきなり夏が来たり、クリスマスなのに冬と春を飛ばして夏になったりする。よってこの島で暮らすには、よほどの適応能力が必要となる。

コーヒーポット #81〜

 ペンギン村カモノハシ4番地にある、名前通りの形をした喫茶店。店主は葵で、木緑家の住居でもある。

サイヤ人 #195〜

 惑星ベジータを母星とする、全宇宙一の強戦士と称する少数の戦闘民族。尻尾が生えている事と、全員が黒髪である事以外は一般的な地球人と大差ない。彼らは生まれるとすぐに戦士としての素質を検査され、超エリートから最下級まで何段階かにランク分けされる。王を始めとする一族全員が戦闘を何よりも好み、他者に従う事を快しとしない誇り高い民族性を持つ。元はエイジ550頃にプラント星に流れ着いた移民の一団だったのだが、ツフル人から文明を奪い取った上で滅亡させ、星の名まで変えてしまった。以後は積極的に宇宙進出を進め、エイジ731頃にフリーザ一味と戦力提供という形で協定を結ぶ事になる。その具体的な内容は、環境の良い惑星を探してそこの住民を全滅させ、適当な星を求めている異星人に高く売るという宇宙の地上げ屋。そこの住民たちの戦闘力が高いと判断された場合は大人の戦士が直接乗り込み、低いと判断された場合は最下級戦士を始めとする赤ん坊が送り込まれるらしい。この仕事は戦闘欲求を満たせるという点で特に問題は無く、実際に協定は長年続いた。しかしエイジ735頃からフリーザは彼らのプライドの高さ、そして自分を超える怖れのある超サイヤ人誕生の可能性を危惧し始める。そしてエイジ737、遂に彼らは母星ごと消滅させられてしまった。よってこの時星にいなかったベジータ、ナッパ、ラディッツ、カカロットの4名以外に生き残りはいない。彼らにとっては戦闘こそが何よりの生きがいであり、生まれた時から本能的に闘いのセンスを持ち合わせている。そして基本的に、通常家族・友人などの間にあるはずの情の類は一切存在しないという。また戦闘民族である彼らは、瀕死状態に陥ってから回復した場合はそれまでよりも強靭な戦闘力を得る、満月を見ると大猿に変身できる、一般的な地球人よりも遙かに長い寿命を持つといった特徴がある。ただし尻尾を強く握られると力が抜けてしまうという欠点もあり、これは大猿になっても同じである(尤も鍛え方しだいで克服は可能なほか、いざという時は自らの意志で切断も出来る)。ちなみに、彼らは総じて凄まじい大食漢であるほか、髪型も生後一定の形に定まってからは特に変化はしないらしい(散髪した場合はその形になるまで伸びる)。

笹錦 #58〜

 ムラサキ曹長の愛刀。名刀だという事だが、詳細は不明。

サタンシティ #421〜

 サタンの一家が住んでいる、閑静な住宅街。元々は違う名前だったらしいが、地球を救った事になっているサタンが住んでいた事で改名されたという。

残像拳 #43〜

 残像が残るほど一瞬にして移動し、相手が残像に気を取られた隙に攻撃する技。基本的には1度につき1つの残像を残すのだが、応用しだいで2重3重と増やす事も出来、極めれば数え切れないほどの残像で相手を惑わす事が可能となる。

サンダー・ロケット #80〜

 レッドリボン軍でも屈指の性能を誇る、ブルー将軍専用の高速偵察型飛行機。ロケットエンジンを積んでいるので相当の速度を出せるが、偵察型なので武器類は搭載されていない。

ジェットフライヤー #422〜

 地球で一般的に使われている、おそらくはスカイカーの一種。時速200kmほどは出ると思われる。

ジェットモモンガ #7〜

 ヤムチャが所有している乗り物の一つで、小型のエアカー。両サイドに設けられたダクトで浮力を生み出し、後部の小型ジェットで推進する。

獅子我流 #34〜

 第21回天下一武道会予選に出場していた、妙齢の男性が会得している流派。ライオンが獲物を狙うように素早く、噛み付くように鋭い攻撃を仕掛ける。

ジャン拳 #3〜

 孫悟飯がジャンケンを元に考案し、悟空にも伝授した技。正拳突きの「グー」・目潰しの「チョキ」・掌底突きの「パー」があり、状況に応じて使い分ければ素晴らしい効果を生み出す。

瞬間移動 #334〜

 ヤードラット星人が扱える、数々の特殊能力の一つ。気を感じ取った者の居場所へ、タイムラグ無しで出現する事が出来る。偶然彼らの星に行き着いた悟空が伝授されたが、後にセルも独学で会得する。

ジングル村 #57〜

 遙か北の地に存在する、雪に覆われた小さな村。最近になってレッドリボン軍が村を占拠し、村長がマッスルタワーに攫われ人質にされてしまっている。故に誰も逆らう事が出来ず、ドラゴンボール探しに村人が駆り出されている状態である。

人工重力装置 #251〜

 ブリーフ博士が発明した、一定空間内の重力を変化させる装置。悟空がナメック星へ行く際、道中で修行するために宇宙船に搭載してもらったもので、1Gから100Gまで調整可能。後にベジータも修行目的でブリーフ博士に製造依頼するが、彼の要望により最大重力は300Gとなる。

ジンジャータウン #359〜

 西の都の郊外にある町。1万5千人ほどの住民がいたが、全員脱皮したセルの最初の犠牲となってしまう。

人造人間 #62〜

 ドクター・ゲロが作り出した、ロボットやサイボーグたちの総称。ロボットは文字通り全身が完全な機械、サイボーグは人間をベースに有機質だけで改造されている。どちらにしてもタイプは主に二つ、両掌にある装置から敵のエネルギーを吸収して自分のものとするエネルギー吸収式(旧型)と、体内に永久エネルギー炉を持ち無限の動力を得られる永久式(新型)がある。彼らには気が存在せず、しかも疲労やダメージなどといったものはない。また非常用の措置として、緊急停止装置及び自爆用の爆弾が内蔵されている。17号のセリフからロボットタイプの方が新型である事が分かるが、具体的に何号でサイボーグからロボットに移ったのかは不明。

神殿 #162〜

 カリン塔の上空に浮かぶ、半球形状をした神の住居。精神と時の部屋などの特殊な施設が幾つかある。カリン様が認めた「強く逞しく心清き者」のみが赴く事を許される場所で、その証としてカリン様から送られる「鈴」が必要。更にミスター・ポポのテストをクリアしないと、神に会う事は出来ない。一般的にここへは如意棒、もしくは舞空術で飛んでくる以外に訪れる方法は無く、ロケットなどの類で来ても跳ね返されてしまうという。しかし後にブルマのスカイカーでも来訪できた事から、例外はある模様。

酔拳 #48〜

 酔っ払った振りをして攻撃を加える、変幻自在の技。泥酔状態の動きを模倣するため、動きのパターンを読まれる心配が無い。

超サイヤ人 #264〜

 一千年に一人現れる、どんな天才戦士も越えられない壁を越えてしまうサイヤ人。血と戦闘を何よりも好む全宇宙最強の存在で、フリーザですら誕生を恐れていた。紀元前238にも現れた事があり、破壊と殺戮で全宇宙を震え上がらせたという。ただ多くのサイヤ人たちが知っていた伝説だが、同時に単なる言い伝えに過ぎないともいわれていた。発現のきっかけは純粋で激しい「怒り」であり、強力な気が全身を包んで体毛が金色に変わるほか、髪の毛が逆立つのが特徴。この状態になると平常時よりも格段に戦闘力と凶暴性が増し、軽い興奮状態となって幾分か攻撃的な性格になる(個人差あり)。発現してすぐは意志によるコントロールは難しいが、慣れればそれほど困難ではない。

超サイヤ人2 #408〜

 全身を纏う気の勢いが増し、全ての能力が強化された超サイヤ人の第2段階。髪の毛の逆立ちも一層激しくなるが、それ以外は第1段階とさほど変わらない。ちなみに同じ様に髪が逆立つ変身で、筋肉を膨れ上がらせてパワーを上げるものがあるが、これはエネルギー消費が激しくスピードも殺されてしまうため、とても第2段階とは言えない紛い物である。

超サイヤ人3 #474〜

 全身を纏う気の勢いが圧倒的に膨れ上がり、原型の魔人ブウをも上回る戦闘力を持つ超サイヤ人の第3段階。髪の逆立ちは第一段階に近くなるが、腰の辺りまで髪が伸び眉が無くなって目つきが険しくなる。正に全宇宙最強といえる状態だが、エネルギー消費が激しく長時間の持続は不可能。

スカイカー #68〜

 エアカーよりも高空を飛行できる、一般的な自家用車の一種。

スカウター #195〜

 ツフル人が開発した、高性能の小型機械。生命体の気を探知して彼我の距離を正確に割り出す、気の量から対象の戦闘力を細かく算出する、高い戦闘力を持つ者が近くにいる時に警戒信号を鳴らして注意を促す、彼我の距離に関係なくこれをつけている者と通信したり一方的に会話を聞いたりできる、などの多彩な機能を持つ。左耳に装着して使うのが一般的で、左目に被さるガラス状の部分に距離や戦闘力などが表示される。気を感じ取る事ができない者には便利な道具だが、あまりにも大きな戦闘力は計測しきれずに壊れてしまう。何度も改良が重ねられてはいるようだが、上限を無くせるほどにはなっていない様子。

ズン #449〜

 プイプイが生まれ育ったという、高重力の惑星。地球の10倍の重力がある。

精神と時の部屋 #366〜

 神殿の最下層に存在する施設で、時の流れが非常に緩慢な空間。1日が1年分の時間に相当し、重力は地球の10倍。空気濃度も地上の4分の一、気温は−40〜50℃まで変化する砂漠に似た気候が保たれている。空間の広さは地球と同じだが、中心に入り口を含む衣食住完備の簡素な建物があるのみで、後はただ真っ白な空間が広がるばかり。しかも入り口の扉を閉めてしまえば、外界の情報は完全にシャットアウトされる孤立空間となる。常人ではまず耐えられない環境であり、かつて悟空は1か月分の時間過ごすのがやっとだったという。定員は2名で、入っていられる時間は48時間まで。これを過ぎると、入り口が消滅して2度と出られなくなる。

聖地カリン #84〜

 カリン塔が建っている、由緒ある聖地。レッドリボン軍本部から北東へ、2300kmほど離れた所にある。代々番人の一族が住み、この地を守護し続けている。

ゼットソード #471〜

 7500万年前から界王神界のある場所に突き刺さっている、伝説とまで言われている剣。多くの界王神が扱おうと試みたらしいが、抜く事すら誰も出来なかったという。抜いた者は凄まじいパワーを得られると伝えられているが、実際は超重量を持つ事以外はただの剣。ただし中には15代前の界王神(性格は亀仙人似)が封じ込められており、彼は人の隠された戦闘能力を限界以上に引き出す事が出来る。得られる凄まじいパワーというのは、その引き出される潜在戦闘力を指しているものらしい。

ゼニー #16〜

 地球全域で使われている通貨。

セルゲーム #389〜

 エイジ767のMの17日正午より、セルの主催で開催される武道大会。場所は中の都の北西、28KSの5地点。リングは天下一武道会の武舞台よりも少し広いくらい。何人でも参加可能で、一人ずつセル自身と戦って負ければ交代というシステム。基本的な勝敗条件は降参・場外だが、武器の使用や殺人も認められるデスマッチである。誰もセルに勝てず参加者がいなくなった場合は、セル自身の手で世界中の人間が殺される事になるという。

仙豆 #88〜

 カリン様が管理している仙木に生る、ありがたい不思議な豆。一粒食べるだけであらゆる傷が瞬時に治って体力も戻り、その上10日間は飲まず食わずでいられるようになる。ただし病気には効果がないほか、1度の栽培につきごく少量しか収穫できない。

戦闘力 #195〜

 フリーザ一派が使用している、生命体が持つ戦闘能力の事。彼らはこれをスカウターで数値化し、戦闘を行う際の参考値としている。

タイムマシン #335〜

 20年後の未来においてブルマが完成させた、時間移動用の乗り物。一人乗りではあるが、年代を入力するだけで好きな時代に飛ぶ事が出来る。ただし一度の時間移動に消費するエネルギーは凄まじく、一度にチャージできるのは往復分だけで精一杯。しかも、チャージするための時間もかなりの長さを必要とする。

太陽拳 #124〜

 天津飯が編み出したと思われる、目晦まし用の技。全身から太陽のように眩い光を発し、周囲の人々の視力を一時的に麻痺させる。目で見て相手の動きを捉える者にとっては非常に効果的で、その間に攻撃するなり一時撤退するなり対策を取る事が出来る。当初は天津飯しか修得していなかったが、後に悟空・クリリン・セルも使いこなすようになる。

超神水 #150〜

 カリン塔の頂上に保管されている、隠された力を引き出す事が出来る神の水。コップ一杯飲むだけで効果は得られるが、もしも隠された力が無ければ何の意味も無い。しかも水自体が凄まじい毒性を持ち、その強烈な猛毒に耐え切るだけの体力・精神力・生命力が無ければ死に至る。実際過去に挑戦した14人は全員死んでいるといい、悟空が試すまで一度も効果が実証された事は無かった。

超聖水 #88〜

 カリン塔の頂上に保管されている、実力が何倍にもなるという聖なる水。カリン塔を実力で登りきり、カリン様の妨害を乗り越えた者だけが飲む事を許される。しかし実際はごく普通の水に過ぎず、飲めるようになった時点で既にその者の実力は何倍にもなっているというオチ。

鶴仙流 #118〜

 鶴仙人に修業を受けた者だけが名乗れる、栄誉ある…かどうかは微妙な流派。一門の者は全員、基礎として舞空術を修得しているのが特徴。闘いに勝つためには手段を選ぶな、というのが基本方針である。また彼らはテレパシーが使えるため、外部の者に悟られる事無く会話できる。一応制服のようなものが存在し、腹の位置に大きく「鶴」の文字が入っている。ちなみに天津飯だけは、師である鶴仙人を越えたという意味合いもあってか、新鶴仙流と名乗る事がある。

天界 #163〜

 神殿の別名、もしくは神殿が存在する高々度の呼称。

天下一武道会 #30〜

 エイジ650の5月7日から武道寺で行なわれている、100年以上の歴史を誇る武術大会。第21回までは5年に一度のタイミングで行なわれていたが、参加選手の増加により第22回からは3年に一度となる。しかし第23回において会場が荒野となってしまったため、長い間大会そのものが行なわれなくなってしまう。ところがセルゲーム開催前のセルの発言で存在を思い出した人たちがいたようで、セルゲーム終了後に会場が再び設けられ再開された模様。とはいえ、24回と25回の間には7年もの開きがあるらしい。23回までは予選は実戦形式で、参加希望者は幾つかの組に分けられて対戦し、各組の優勝者8人が本戦に出場する仕組みだった。再開されてから(24回以降)は、予選はパンチマシンでの攻撃力計測による選考となり、年齢制限も設けられて大人の部と少年の部(15歳以下、予選は無し)に分けられている。もっとも第28回以降は、再び年齢制限が撤廃された模様。本戦は一貫してトーナメント形式であり、対戦表はクジ引きで決められる。また23回までは優勝者にのみ賞金50万ゼニーが贈呈されたが、それ以後は5位まで細かく賞金が設定されている。ちなみに金額は1位が1千万ゼニー、2位が500万ゼニー、3位が300万ゼニー、4位が200万ゼニー、5位が100万ゼニー(少年の部は1位と2位のみ、金額は同じ)。ルールは単純明快であり、武器・道具の使用や急所攻撃・殺人が禁じられている事、降参・気絶・場外落下・10カウントダウンなどで勝敗が決する事の2点のみ。ただし空中は場外には含まれないため、あくまでも地に付いた時点で負けとなる。

どどん波 #86〜

 鶴仙人が編み出した、かめはめ波と対を為す技。かめはめ波と違って溜めが無く、「どどん波!」の掛け声と共に人差し指の先から潜在エネルギーを放つ。指先という一点にエネルギーを集中させて撃ち出すため、一ヶ所を狙い撃ちするのに長けている。よってかめはめ波よりも与えるダメージは大きく、殺傷能力が高い。

龍球(ドラゴンボール) #1〜

 ナメック星において最長老が作り出した、1〜7個の星粒が入っている7つの光球。それぞれ一星球(イーシンチュウ)・二星球(アルシンチュウ)・三星球(サンシンチュウ)・四星球(スーシンチュウ)・五星球(ウーシンチュウ)・六星球(リュウシンチュウ)・七星球(チーシンチュウ)という呼び名がついている。7つ揃えて地面に置き、合言葉を唱えるとポルンガ(地球では神龍)が現れ、どんな願いでも叶えてくれる。作れるのはナメック星人の龍族のみであり、他の者には不可能であるという。元々はナメック星にしか存在しなかったが、地球でも神様が作り出す事に成功している(神様がいなくなった後はデンデに受け継がれた)。ナメック星のものは一抱えもある巨大な球だが、地球のものは掌に乗るほどの小球。願いを叶えた後は一定期間ただの石になってしまう(ナメック星のものは130日、地球のものは一年)ほか、地球のものは石になる前に世界中に飛び散ってしまう。ナメック星のものはただ石になるだけなので、最長老及び6つの村の長老達が1つずつ分配して管理する。故に願いを叶えたい者は、知恵比べや力比べなどを通じて管理者達の許可を得る必要がある。ちなみに製作者が死ぬと本当にただの石になり、跡継ぎが再生させない限り永久に元に戻る事は無い。

ドラゴンレーダー #1〜

 ブルマが発明した、ドラゴンボールの発する微妙な電波を探知できるレーダー。掌に収まるほどの小型サイズで、表示される座標は常に自分がいる位置を中心にしており、画面の拡大・縮小もボタン一つで自由自在。周囲の大まかな地形までも映し出す事ができる非常に高性能な代物だが、生物の体内だけは探知できないという弱点もある。

ドリアン空港 #113〜

 パパイヤ島にある、武道寺最寄の空港。

中の都 #389〜

 東西南北の都の中心に位置する、地球最大の都市。セルゲームの会場からは南東に位置する。

ナメック語 #181〜

 ナメック星人のみが操れる、ナメック星特有の言語。記号を組み合わせた象形文字のような書体だが、言語としての規則性は存在する。ナメック星のドラゴンボールやナメック星人が作った宇宙船などは、この言葉を知らないと扱う事が出来ない。

ナメック星 #222〜

 地球から見てSU83方位の9045YXにある、恐らくは東銀河に位置する惑星。アジッサの木が生い茂る非常に美しい星で、ナメック星人たちが暮らしている。太陽が3つ存在する事で、夜が無いのが特徴。一度だけエイジ261に酷い異常気象に見舞われた事があり、星の環境が深刻なダメージを受けて多くのナメック星人たちが犠牲になった。ちなみに地球の科学力では、到達するのに4339年3ヶ月もかかる。

ナメック星人 #214〜

 ナメック星に住んでいる、緑色の肌や4本指など特徴的な外見をした少数民族。エイジ261に星全体が異常気象に見舞われた際は絶滅しかけたが、ただ一人生き残った今の最長老によって再び繁栄を取り戻しつつある。基本的に温和な種族で、仲間意識が強く争いを好まない穏やかな性格の者たちばかり。食物を介しての栄養摂取は必要なく、水を飲むだけで生きていける。地球人のような性別は存在せず、繁殖能力を持つ一部の者たちが、口から卵を産んで子孫を増やしていく。彼らの戦闘能力は総じて高く、戦闘力のコントロールが出来る者がほとんどで、特に戦士型と呼ばれる希少な者たちは桁違いに強い。不死身とまではいかないが、頭部さえ無事ならば体力の続く限り復活できる再生能力もある。またドラゴンボールを作り出せる特殊能力を持つ者たちもおり、彼らは龍族と呼ばれている。おそらくナメック星においてドラゴンボールを管理する長老達は、全員龍族であると思われる。

西の都 #67〜

 29番地区という西方に位置している、5つの巨大な都市の一つ。カプセルコーポレーションが存在する。

如意棒 #1〜

 カリン塔と神の神殿を繋ぐ、伸縮自在の聖なる棒。神に会う資格ありとカリン様が認めた者が、塔の天辺にある差込口に棒を差して「伸びろ」と言えば、棒を握っているだけで神殿のある場所まで行く事が出来る。本来はカリン様が保管しているべきものだが、カリン様は資格がありそうな者など今後も現れ得ないと考えて、どうしてもとせがむ亀仙人に譲った。それが弟子である孫悟飯の手に渡り、更に悟空の手に渡ったのである。子供時代の悟空にとっては頼りになる相棒であり、武器としてだけでなく様々な場面で役に立つ便利な道具だった。悟空が神様に会いに行く時に本来の役目を果たし、以後はまたカリン様が保管しているものと思われる。

BARBARそらまめ #81〜

 ペンギン村アルマジロ9番地(〒AB4−02)にある、空豆家が営んでいる床屋。店主はクリキントンが務めているが、訪れる客自体が少ないのか相当に暇な様子。店の天辺に、片方のはさみが櫛になった蟹が付いている。

ハウスワゴン #9〜

 家として生活できるように改造された二階建てのワゴン車で、要するにキャンピングカーの豪華版。ウーロンが隠し持っていた、とっておきのホイポイカプセル(Mサイズ)の中身である。

爆力魔波 #158〜

 ピッコロ大魔王が得意とし、ピッコロにも受け継がれた必殺技。全身の魔力を集中して掌から一気に解き放つ大技であり、その威力は一つの街を荒野と化してしまうほど。ただピッコロの場合は父と違い、解き放つ魔力を凝縮して威力を抑え追尾能力を持たせたり、貯めた魔力を全身から解き放つ事で更に威力を高めたりと、彼なりのアレンジを加えている。

芭蕉扇 #12〜

 亀仙人が所有していた不思議な団扇。一扇ぎすれば大風を起こし、二扇ぎすれば乱雲を呼び、三扇ぎすれば豪雨を降らす。ずっと前にナベ敷きに使っていたのだが、ワンタンの汁がこぼれて汚くなったので捨ててしまったらしい。

パセリシティ #419〜

 BBNの49地点にあるという町。人造人間たちの被害に遭っている。

八手拳 #114〜

 チャパ王が編み出した独自の技。あまりにも早い動きにより、8本の腕があるように見えるという。

バトルジャケット #96〜

 ブラック補佐が持っている、自分専用の飛行機能付き戦闘用ロボット。乗り込んで操縦するタイプでだが、動きは素早くパワーも高い。また標的を跡形も無く消し去る高エネルギー砲や、山でさえ吹き飛ばすほどの強力なミサイルも装備されている。

パパイヤ島 #32〜

 南の都を首都とする、大陸並の大きさを持つ島。

パワーボール #232〜

 限られたサイヤ人のみが作る事の出来る、人工の月を生み出す材料。これを酸素と混ぜ合わせる事で、昼夜問わず90分だけ満月を造りだせる。

PPキャンディー #7〜

 ブルマが発明した、舐めた人を強制的に下痢に出来るアメ。舐めた人が「ピーピー」という声や音を聞くと、即座に下痢になってしまう。効き目は1ヶ月。

東の都 #212〜

 東方に位置している、5つの巨大な都市の一つ。ベジータとナッパの来襲により、完全に消滅し焼け野原と化した。

ピラフ一味 #18〜

 世界征服を目的とする、ピラフ大王率いる一味。ウサギ団が支配している町からずっと西へ行った所に、彼らのアジトがある。

ピラフマシン #109〜

 ピラフが自分達のために設計・製作した、戦闘用のロボット。ピラフのものが1番機、マイのものが2番機、シュウのものが3番機となっている。各々の体格に合わせて設計されており、操作性は良いと思われる。単体でも割と高い戦闘力を誇るが、3機全てで合体して戦闘力を強化したり、1番機と3番機の合体でタイプ《ダチョウ》となって逃げ足を強化したりもできる。武装は、火炎放射器やミサイルなど。

舞空術 #119〜

 鶴仙流独特の術と言われる、自在に宙に浮く事の出来る技。当初は確かに彼らだけの特技だったのだが、激戦が繰り返される内に各個で続々と修得する者が増え、今ではかめはめ波以上にポピュラーなものとなっている。またこれを応用する事で、ただ浮くだけでなく飛行も可能である。しかも状況に応じて気の解放具合を調節すれば、速度調節も自在に行なえるという利点がある(ただし最大限の気で最高速度を出し続けていれば、その分消耗も激しい)。ピッコロ大魔王以降の敵はみな使用可能であるため、もはやこれが使えないと話にならず、使えて当然という状況になってしまっている。

不死鳥 #4〜

 亀仙人が飼っていたらしい鳥。亀仙人の話からして人を不老不死にする力があると思われるが、エイジ748に食中毒で死んでしまったという。

武道寺 #32〜

 南の都に存在する、天下一武道会が行なわれる由緒ある寺。館長は犬である。

武舞台 #35〜

 天下一武道会の本戦が行なわれる、武道寺の中にある場所。周囲には場外用の芝生が設けられており、更にその周囲に観客席がある。

フュージョン #469〜

 体格や実力がほぼ同じ二人だけが使える、メタモル星人が開発した合体技。二人が融合して一人の人間となり、各々ではとても不可能な身体能力を発揮できるようになる。ただし成功させるには二人が気の大きさを完全に同一にし、且つ全く同じ踊りを左右対称に行わなければならず、少しでも間違えたりずれたりすると失敗する。しかもかなり格好悪く恥ずかしい踊りなので、羞恥心を捨て去れないと実行すらできない。それに例え成功しても、30分経つと再び分離してしまう(失敗した融合でも同様)上、30分の休憩まで必要。

フリーザNo.79 #246〜

 フリーザの支配下にある惑星の一つで、おそらくは最も新しい星。フリーザを始めとして、フリーザ配下の主力戦闘員達も最近はここを拠点としている様子。

ブルーツ波 #232〜

 太陽光が月に照り返された時、つまり月光の中に含まれる特殊な波長。単位はゼノ。宇宙中のどの惑星においても、大きさに関わらず満月になった時にのみ1700万ゼノを超えるという特徴がある。サイヤ人はこれを目から吸収する事で、尾が反応し大猿への変身が始まる。

プロテクター #195〜

 フリーザ一味が開発したと思われる、戦闘員用のジャケット。非常に高い耐衝撃性を持つ超質ラバーでできていて、伸縮自在である上に着ていてもほとんど重さを感じない。要員たちの好みや体格に合わせて、実に多くの種類とサイズがある。また着心地の良さからか、戦闘員以外でも着用している者がほとんど。大別して旧型と新型が存在し、旧型の方は比較的デザインがシンプルで肩部分が無い(機能には大差ない)。ちなみに、合わせてアンダースーツを着用する者も多い。

ベエ #483〜 (声・鈴木富子)

 ブウがどこかで拾ってきた犬。エイジ774生まれ。足を怪我していたが、治してもらったためにブウに懐く。しかし遊んでもらっていた時に無頼漢に撃たれ、重傷を負う。幸い死にはしなかったものの、悪の塊であるブウが誕生するきっかけになってしまう。

ベジータ #197〜

 地球の10倍の重力がある、サイヤ人たちの母星。元々はプラント星といい、ツフル人だけが暮らす平和な惑星だったが、エイジ550頃に惑星外からサイヤ人たちがやってきた事で平穏が失われる。エイジ720頃、遂にサイヤ人たちが一斉蜂起してツフル人と全面戦争に突入、結果としてツフル人は滅亡させられ惑星の名も改変された。30年ほど前にサイヤ人の存在そのものを危惧したフリーザに消滅させられたが、公的には巨大隕石の衝突によるものと説明されている。

蛇の道 #205〜

 閻魔大王がいるあの世の入り口から、北銀河の界王がいる場所に続く唯一の道。その名の通り蛇を模した恐ろしく長い道(百万kmといわれている)で、周囲には地獄の上空に広がる金色の雲が広がっている。間違って道から落ちればそのまま地獄に落ちてしまい、二度と戻る事は出来ない。

ペンギン村 #81〜

 ゲンゴロウ島にある、のどかなど田舎の村。村長はアラレ。いわゆる世間一般の常識が全く通じない、文明が進んでいるのか遅れているのかすらもよく分からない不思議な場所。地名や毎月の呼び名などが、全て動物などの名称になっているのが特徴。テストもないのに勉強していると、変態扱いされるらしい。

ペンギン村村立高学園 #81〜

 ペンギン村にある高校。希望さえすれば無試験で入学可能、特に制服などは無く生徒たちは私服で通っている。校長はイノシシの人、教頭はおはるバアさんの息子が務めている。

ホイポイカプセル #1〜

 ブリーフ博士が発明したシステムで、様々なものを圧縮して小さなカプセル状にしたものの総称。地球上のほとんどで使われている人気商品で、スイッチ一つで元に戻したりカプセルにしたりできる。元に戻る時は一瞬で膨張するために煙と爆発音を伴うが、煙の量や音の大きさは圧縮されていたものの大きさに比例する。カプセル状の時は全て同じ外見なので、大量に持ち歩く際は番号をつけて区別するのが一般的。ちなみに名前の由来は、元に戻す時に「ほい」という掛け声で「ポイ」と投げる事が由来となっていると思われる(実際にそう言っている人は稀だが、売り出し当時はそういう宣伝を行なったのかもしれない)。

ポタラ #437〜

 界王神界にいる者が、いつも耳につけているイヤリング。二つ一組になっており、これを二人で一つずつ左右別の耳につけると、それだけでその二人は合体する事が出来る。しかもその効果はフュージョン以上で、制限時間も基本的には無い。つまり一度合体したら最後、二度と元の二人に戻れなくなってしまうわけだが、例外はある様子。ただし、これを使って合体できるのは一生で一度だけである。

ポポル #496〜

 東銀河のどこかにあると思われる惑星。山吹色の糞をするカエルが棲んでいるらしい。

マイティ・マウス号 #10〜

 ヤムチャが所有している乗り物の一つ。荒野を走るのに適したバギーで、万一に備えて予備のガソリンタンクやスペアタイヤが搭載されている。

マイマ地区 #264〜

 ナメック星の一地区で、フリーザの宇宙船が着地した場所。

魔族 #139〜

 ピッコロ大魔王の一派を指す呼称。彼らに殺された者の魂はあの世に行けず、永久に現世を漂いながら苦しみ続けると言われている。殺した相手の死体の傍に、自分達のシンボルである「魔」の紋章が入った紙を残すのが特徴。ちなみに大魔王の発するテレパシーにより、彼らはいつどこにいても会話が可能である。そして同時に、誰かが死んだ場合も大魔王はそれを即座に探知できる。

マッスルタワー #56〜

 ジングル村の近くにホワイト将軍が建設した、6階建てのレッドリボン軍北方面部拠点基地。1階は歩兵控え室、2階は下士官控え室となっており、3階はメタリック軍曹、4階はムラサキ曹長がそれぞれ守っている。そして複雑な迷路を抜けた先、6階の司令室にホワイト将軍が陣取り、ジングル村の村長を人質に取っている。ちなみに5階は侵入者を処刑するための空間であり、ブヨンが棲んでいる。

魔封波 #135〜

 遙かな昔に武泰斗が編み出した、ピッコロ大魔王を封じるための秘術。台風のように凄まじい風の流れに大魔王を巻き込み、その流れを操って「大魔王封じ」の札を貼った蓋付きの入れ物に落とすのである。成功すれば封印は成就するが、例え失敗しても使用者は命を落とす事になる。ただ後に神様が使用して死ななかったところを見ると、一定以上の生命力があれば命を代償にせずとも使用可能と思われる。

ミクロバンド #69〜

 ブルマが発明した、付けている人の大きさを変えられるバンド。小人のように小さくなったり、元の大きさに戻ったりできる。

南の都 #32〜

 南方に位置している、5つの巨大な都市の一つ。パパイヤ島の首都。南西9km地点にも比較的大きな島があるが、ここはフリーザ打倒から3年後の5月12日、午前10時ごろに人造人間19号及び20号の襲撃を受ける。

メタモル星人 #469〜

 悟空があの世で出会った、メタモル星に住んでいる人々。自分達の得意技であるフュージョンを、悟空に伝授した。

メディカルマシーン #246〜

 フリーザ一味が開発したと思われる、医療用の大型設備。負傷者を収納後特殊な治療液が注入され、外部の操作盤で治療用の電波などを操作する。さすがに死者の復活までは出来ないが、あらゆる外傷や致命傷はもちろんの事、果ては潰れた眼の再生や体力の回復なども可能である。

ヤードラット星人 #334〜

 ヤードラット星に住んでいる、色々な特殊能力を扱う種族。戦闘力がそれほど高くないため、専ら自衛手段として能力を行使していると思われる。

ヤッホイ #113〜

 パパイヤ島から見て、地球の反対側に当たる場所。第22回天下一武道会が始まる直前まで、悟空が過ごしていた所である。

ユンザビット高地 #244〜

 地球の果てにあるという、寒冷な気候の辺境地。カタッツの子が乗った宇宙船はここに降り立ち、彼はかなりの間ここで過ごした。船(彼は家だと思っていた)の中に「後で行くから待っててくれ」というカタッツの手紙があったためだが、20〜30年経った辺りで親を待つ事を諦めここをあとにしたらしい。

ランドセルタウン #424〜

 サタンシティの隣町。

リット星 #291〜

 宇宙のどこかにあると思われる、フリーザの支配下にある星の一つ。住民は皆、地球人の子供並みに小柄であるらしい。

涼景山 #7〜

 牛魔王の親子が住んでいる城がある、北方の山。元は名前の通り凌ぎやすいところだったが、エイジ739に天から火の精が落ちてきて燃える山となってしまい、周囲の気候まで激変してしまった。それ以降は「フライパン山」と呼ばれている。

烈津號 #81〜

 鶴天が作った発明品の一つ。一つの家としても使える大きな宇宙船で、月まで一家四人で行く事を目標に作られた。当初は完璧に機能していたのだが、アラレのんちゃ砲を食らって壊れてからはちっとも直らず、則巻家の近くに永久的に鎮座する事となる。

レッドリボン軍 #55〜

 警察でも太刀打ちできないほどの軍事力を持つ、世界最悪とまでいわれている犯罪組織。総本部は地球の遙か西方に位置し、世界の何ヶ所かに支部らしきものもある。全てを統括するレッド総帥とブラック補佐を頂点に、自らの隊を率いる幹部たちが各地で悪行を働いている。軍内での序列は、基本的な軍隊の階級と同様である模様。任務失敗者は例外なく死刑という厳格な掟があるため、隊員達は任務を果たすために手段を選ばない。軍の悲願は世界征服だが、今は(おそらく)ドクター・ゲロが作ったレーダーを元に、世界中でドラゴンボールを探し回っている。軍のシンボルは、Rが二つ入った蝶ネクタイ風リボンのマーク。